カードギャラリー
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- 《恐ろしき癒し手、アンチヴェノム》
- 《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》
- 《ピーター・パーカー》《アメイジング・スパイダーマン》
- 《大いなる力には……》
- 《変装の名人、カメレオン》
- 《天井に隠れろ》
- 《液状の重罪犯、ハイドロマン》
- 《傑出した発明家、レディ・オクトパス》
- 《予知能力者、マダム・ウェブ》
- 《ノーマン・オズボーン》《グリーンゴブリン》
- 《苦悩する学生生活》
- 《ウェブの番人、スパイダーバイト》
- 《スパイダーセンス》
- 《エージェント・ヴェノム》
- 《エイリアン共生体》
- 《狡猾な怪盗、ブラックキャット》
- 《エディ・ブロック》《リーサル・プロテクター、ヴェノム》
- 《情け容赦なき者、グウェノム》
- 《ソウル・ストーン》
- 《悪逆な怒り》
- 《襲い来る電池、エレクトロ》
- 《スパイダーパンク》
- 《変容する悪党、サンドマン》
- 《意志を貫く力》
- 《ライノの猛威》
- 《蜘蛛の顕現》
- 《驚嘆の救い手、スパイダーウーマン》
- 《スーペリア・スパイダーマン》
- 《ドク・オックの触手》
- 《マルチバースへの通り道》
- 《オズコープ社》
- 《都市の避難先》
- まとめ
《恐ろしき癒し手、アンチヴェノム》

《霊体の先達》が偉大であると再認識させられる。『唱えられた場合』の文言のせいでループコンボを阻止される。
純粋なリアニメイト手段としてはどうか?
さすがに通常EDHでは出番が無いが、パイオニアEDHだと5マナのリアニメイトは普通。一応、統率者に指定できるメリットはあるが。
しかし墓地に埋める手段には青や黒が欲しいし、多色化するなら5マナ域にはパーマネント全般を釣れるカードもある。
考えてみたけど、あんまり良い使い道は思い浮かばなかった。
《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》

『インスタント』を指定すると相手の妨害の計算が狂う。
《堂々たる撤廃者》《勝利の楽士》ほどのシャットアウトでは無いが、条件を満たせば白1マナと軽く、序盤に『アーティファクト』指定して置いておくだけで相手の展開を遅らせられる。
《むかつき》からの即死もかなり牽制できる。少なくともフルタップから決めることは非常に困難になる。
これを使うことになるのは恐らく緑白のクリーチャー主体のデッキだろうし、クリーチャーの再利用も出番があるかも。
気軽に置ける妨害かつフィニッシュ時のサポートと思うと悪くない。
《ピーター・パーカー》《アメイジング・スパイダーマン》

《核の占い師、ジン・ギタクシアス》のようなハイパワー生物を踏み倒す。唱えるので《風見明神》も良い。
ただ、色と伝説の縛りがキツくて、デカブツを出すかせいぜいカードを引く程度しか出来ないのに、少なくとも合計7マナはかかっているのが難点。
無色のエルドラージを唱えるには、《絵描きの召使い》で色を付けなければならない。
《大いなる力には……》

《祖先の仮面》+《最下層民》みたいなカード。エンチャント全部を参照しない代わりに、装備品も参照する。
呪禁や護法もちの統率者を強化しまくって殴るデッキなら採用圏内か。
クリーチャーに付いてないといけないので、適当に並べるだけでいい《祖先の仮面》と比べると一回りも二回りも小さくなるが、それでも専用デッキなら+8/+8くらいは狙えると思う。
《変装の名人、カメレオン》

頻繁に登場するコピー生物。
しかし自分のクリーチャーしかコピーできないのに素のコストが4は重い。
大混乱も軽いわけでは無く、ルーティングなどによってアドが取れるコピー生物というニッチな位置づけ。
この手の生物は《ジャイルーダ》のような専用構築で枚数が必要にあるため、出番はあるかもしれない。
《天井に隠れろ》

自身のETBの再利用だけでなく、コンボに邪魔な置物を、相手のエンド時に大量にどかせる。
仮に自分のコンボが妨害されても、終了時に置物は戻ってくるので、次のプレイヤーにトスすることにもなりにくい。
ETBを再利用する価値のあるカードが多数採用されているなら、自分のアド取りにも使えて妨害耐性にもなるので採用公募。
相手にあげた《金粉のドレイク》を再利用する動きはいやらしい。
《液状の重罪犯、ハイドロマン》

相手のターンに青1マナを必ず立てられるようになるし、ソーサリーの除去が当たらない。
青単では珍しい2マナ域の色マナ加速で、安定感のある土地。
ただ、自分のターンの間が弱すぎないか?
単なるサイズだけのクリーチャーというか、青の呪文限定なのでサイズもイマイチになりがち。
青なら瞬速やインスタントを意識してマナ加速を生かすことは可能。
《満潮》+《パリンクロン》みたいなループコンボの勝ち手段にもならなくもないので、悪くないのか??
《傑出した発明家、レディ・オクトパス》

1枚目でも誘発するので、特にシナジーが無くてもカウンターが溜まる。
統率者にすると1ターン目に確実に出すことが出来るし、このカードでマナアーティファクトを並べながらドローを連打していくと、かなりテンポが良いデッキになる。
クリーチャーで除去されやすいので、高コストの踏み倒しよりも、低~中コスト帯のマナ加速を並べる補助と割り切った方が良い。
《たなびく紺碧》のようなドロー+アンタップを組み合わせると凄いスピードになりそう。

残念ながら青単故の対応力の低さや決め手不足には悩むだろうけど、安定して速い展開が出来るのは魅力的。
《予知能力者、マダム・ウェブ》

《未来予知》の亜種はもうお腹いっぱいだよ。
例によってコスト軽減+《師範の占い独楽》で無限ドロー。
《ノーマン・オズボーン》《グリーンゴブリン》

表は《織り手のティムナ》のような攻撃が通るとドローする能力と合わさるとなかなか強いし、裏面の準備段階としても悪くない。
本命は裏。
コスト軽減は《死の国からの脱出》《ヨーグモスの意思》のサポートになり、《ライオンの瞳のダイアモンド》で捨てたカードを低コストで連打可能。
《苦悩する学生生活》

英語名が《School Daze》なので“スクール・デイズ”と話題。
EDHおじさんなら皆知ってるよな?
パイオニアEDHなら結構ありなカードだが(5マナ3枚ドロー+αのインスタントは標準のため)、打ち消しの選択肢が欲しいなら、1マナ増えると《崇高な天啓》という爆アドカードがある点が気になる。
《ウェブの番人、スパイダーバイト》

自身を対象に戻せるので《魔の魅惑》のようなループコンボで。
《スパイダーセンス》

1マナで使えるなら強いし、2マナで使うと悪くない。
でも『条件付きで強く、素のコストは悪くない』程度の打ち消し呪文は沢山あるのよ。
《エージェント・ヴェノム》

似たような能力を持つ黒の3マナのクリーチャーはこれまでにもいたが、瞬速は嬉しい。
《エイリアン共生体》

墓地から自分の手札を捨てるカードとして。
ライブラリーを全て墓地に落とし、そこから墓地のカードで勝つコンボでは、手札にコンボパーツがあると決まらなくなる。
《変幻妖魔》《陰謀団式療法》などマナが掛からないディスカード手段があるので、出番は無い可能性の方が高いが、パイオニアEDHなど制限された環境では使う機会が出てくるかも?
《狡猾な怪盗、ブラックキャット》

9枚も見ると、相手の重要なコンボパーツを抜ける可能性も結構ある。
普通に唱えるには重いが、リアニメイトを狙うには弱すぎる能力で、使いどころが難しい。
不確定ながらキーカードを失うリスクがあって、使われると相当いやなんだけどね。
《エディ・ブロック》《リーサル・プロテクター、ヴェノム》

マナ総量は多いけど少ないコストで唱えられるカードはある。
そういうクリーチャーで固めて爆アドを狙いたいが、問題はその手のカードは単にマナ総量が高い以外は仕事をしない。
6マナのカードを使うまでには、マナ加速、妨害、ドローなど手札のカードでやりくりをしないといけないのに、そこに何もしないカードが混じるとデッキが動かなくなる。
6マナのカードにしては、かなり弱い能力なんだよね。
表がもう少し展開に貢献する能力だと良いんだけど……。
《情け容赦なき者、グウェノム》

《ボーラスの城塞》みたいなカード。
《ボーラスの城塞》は奇襲性しかウリがなく、ライブラリーの上が詰まって続かないことが負け筋になる。
そこから奇襲性を取り除いたら、さすがに弱くないか?
《ソウル・ストーン》

パイオニアEDHでは緑以外の2マナの加速の時点で相当貴重な存在。
用途に制限無し、破壊不能、マナフラッド受けと、至れり尽くせり。
《悪逆な怒り》

パイオニアEDHでは全体除去は5マナが標準的なので採用圏内。
ダメージも無駄では無い。殴り合いや《アスフォデルの灰色商人》でのトドメもあるので。
《襲い来る電池、エレクトロ》

チェインコンボのお供。チェインにはアーティファクトのマナ加速も絡むはずなので《語りの神、ビルギ》の方が圧倒的に強いのだが、かさ増し目的ならありか。
こちらの優れている点は、除去されたら腹いせにダメージも飛ばせること。
《スパイダーパンク》

赤で打ち消されなくなる生物は貴重。しかも能力まで打ち消されなくなるのは、全色通してもレアな能力。
クリーチャーであるメリットは緑と組まないと乏しいが、緑にも全ての呪文を打て消されなくする軽量のクリーチャーはいない。
隠された能力として(?)ダメージも軽減できないので、《一つの指輪》のプロテクションを無視してライフを削れる。しかも軽減できないのは自分だけでは無いので、皆で結託して殴り倒そう!
ただ打ち消されない能力も全員に影響するので、適当に置くと相手のコンボを止められなくて終わるのだが……。
赤に多い対象の変更効果で頑張るしかないのか。
《変容する悪党、サンドマン》

このカードに注目するEDH民なんてあまりいないと思うが、墓地から復活してアドが取れるカードは《ミストの召喚士、リディア》のデッキに入れたいカード。
10/10を超えるパワーで、追加の《森の轟き、ルムラ》みたいな感覚のフィニッシャーになる。
《意志を貫く力》

パイオニアEDHだと10/10を超える《ルムラ》《アシャヤ》が《歓楽の神、ゼナゴス》でパワーを倍にして殴ってくる。
それらを受けて殴り返せるのは今までに無いカード。
《アクームの怒り、モラウグ》で何回か殴られても安心。
破壊不能は全体除去の耐性にもなるし、2マナという重さが気になるが使いたいカード。
《ライノの猛威》

条件があるとは言え、1マナで2枚も破壊できるのは魅力。
でも妨害(特にピン除去)はインスタントとソーサリーで雲泥の差がある。相手のコンボの妨害や相手のエンド時に退かすという使い方がかなり強いから。
結局、《削剥》でいいんだよなあ。
《蜘蛛の顕現》

パイオニアEDHでは2マナクリは標準的で、重たいクリーチャーを多用するので誘発機会も多い。
特に《原初の征服者、エターリ》から複数のマナを生む可能性があり、チェインコンボのように繋がるかもしれない点が危険。
たぶん、2マナクリの中で相当ヤバい部類になる。
《驚嘆の救い手、スパイダーウーマン》

青と飛行が本当に偉い。
単に相手を減速させるだけでなく、《ティムナ》でドローを稼げるし、《意思の力》のコストに出来る。
《スーペリア・スパイダーマン》

実質的にリアニメイト手段として機能する。
早々に《溜め込む親玉》でも釣ってコンボするか。
統率者に指定すれば《納墓》などの埋める手段を引けば良いので1枚コンボ。マナ加速次第で2-3KILLは狙える。
《ドク・オックの触手》

殴る統率者は5マナ以上の事が多いし、1マナでの強化としては破格。
《マルチバースへの通り道》

二色デッキだと特殊地形で埋められるほど土地が充実してない(結構な割合で基本土地が入る)ので、選択肢になる。
ちゃんとアンタップ状態で出せるのが強い。
《オズコープ社》

《人造魔道士、ケフカ》とかなり相性が良い。
パイオニアEDHなら序盤にタップインを消化するタイミングは、それなりにある。
《都市の避難先》

ETBクリーチャーの再利用と土地の加速はかなり強いのだが、殴り先が無いと(どこに殴っても返り討ちに遭う場面だと)クリーチャーをタップ状態にするのに困る。
しかしパイオニアEDHで色が合うなら採用クラスのカードには違いない。
土地加速がかなり強い環境だからね。
まとめ
全体的にパワーが抑制気味で収穫が少ない。
多くは過去のカードの劣化か、既存のカードで十分じゃ無い?というもの。
セット毎にカードの入れ替わりが多いパイオニアEDH目線で見ても、強いと思えるカードがあまりない。
2マナ域の加速《ソウル・ストーン》《蜘蛛の顕現》の2枚はパイオニアEDHで強いが、あまりにも地味な強化である。
もう少しリストと睨めっこして検討したいと思う。
ではまた。
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