既に発売してしまったが、前回の続きで新セットの考察。
前回はこちら。
いつの間にかカードギャラリーが見やすくなってる。
やっぱり不評だったのかな。
《鸚鵡の匪賊、フランシスコ》
共闘が増えるのは嬉しいけど、絶妙に使いにくい能力だなあ。
単体ではパワーが無いせいで何も出来ないし、タフネス1は死にやすいのが欠点。
《暗黒の儀式の達人》
使い道が限定されすぎて、達人という感じはしない。
用途が少ないマナ加速は腐らせる頻度が多くて、結局無難に2マナで1マナ加速するカードに置き換えられていく。
《血茨のフレイル》
装備の対象になるクリーチャーが必要だが、1マナの共鳴者。
クリーチャーなら《朽ちゆくインプ》が鉄板だが、《ギトラグの怪物》のようにかさ増しが大事なデッキなら選択肢になる。
ただ装備コストなので、インスタントタイミングで捨てられないのでループコンボは組みにくくなるかも。
《強欲な掠め取り》
《フェイに呪われた王、コルヴォルド》では、暇になりがちな1ターン目の行動、生け贄の種、宝物トークン生成ということで《衝動的なこそ泥》《よろめく怪異》を使っている。
強いかと言われると疑問だが、生け贄が欲しいデッキの1マナ域を埋めるには悪くない。
《舷側砲の砲撃手》
殴った時に一回限定とは言え破壊力が高い。
《船砕き、ダーゴ》を投げて大ダメージを与えて、赤1マナで再キャストしたい。
《鎌爪の猛竜》
今回の赤は殺意高めの高火力マンが多い。
青いデッキに限らずインスタントのサーチや妨害は良く採用されるし、4点は痛すぎるので《出現領域》からのインスタントのチェインやループを阻止できる。
赤単、ダメージで勝つデッキは着実に強化されている。
《暴走暴君、ガルタ》
《エント最後の進軍》は青相手に必殺のカードになって、正直カードなんてほとんど引けなくても強い。
リセットで盤面が壊滅した緑単が、手札からパワフルなクリーチャーを3-4体出すだけでも十分。
もちろん、6枚ドローして一気に展開なんてしたら強すぎる。
緑単では《エント最後の進軍》をサーチすることが困難だが、サーチしやすいクリーチャーでその一部を継承したのがこれ。
《暴走暴君、ガルタ》はカウンターは可能なもののクリーチャー・カードなので比較的打ち消しにくい。
一応《ガルタ》を手札に戻すカード、例えば《雲石の工芸品》を使用して《ガルタ》のETB能力に対応して自身を戻せば、自身のETB能力解決時に自分を出せるので何らかのループコンボを組むことは可能だが、サーチしにくい複数のカードを使ってやることでは無い。
適当にファッティを展開する使い方が一番強いと思う。
《野蛮な序列》
ジュラシック・ワールド・コレクションだけどついでにここで。
かなり限定的だけど、恐竜版《自然の秩序》。
《暴走暴君、ガルタ》《頂点のアルティサウルス》に繋げられるため破壊力はある。
《太陽の寵児、パントラザ》
デッキ内のスペルを《自然の秩序》と《耕作する巨躯》のみにすれば、統率者の《パントラザ》を出すだけで全部の土地を並べきって《ヴァラクート》やらなんやらで勝ち。
…
そういうのはもういいよ…
自爆ランドや2マナランドで3-4ターン目の《パントラザ》は可能だが、オールインするくせにクリーチャーもクリーチャーでない呪文も使うので妨害耐性が壊滅的に低いのが気になる。
恐竜を並べてチマチマアドを稼ぐではさすがに弱い。
かといってEDHで『発見』で特定のカードを狙う構築は、《魔力の墓所》《太陽の指輪》をはじめ犠牲にするカードが多すぎるから実用的ではない。
《古生物学者、エリーとアラン》
タップ能力だが高コストのカードをマナの支払いなく使える可能性がある。
サイクリング持ち生物なら、この色でも簡単に墓地に送りやすい。
まとめ
いつも通りというか、タップイン宝物、ターンに一回限定の誘発など露骨にセーブされたカードが多いのでEDHだと厳しいものが多い。
ダメージの数値が異常など、パワフルなものもあるけどね。
強いジェネラルがあれば恐竜デッキもいけるかとおもったが、まだ難しそう。
赤バーンは結構真剣に考えている。
ではまた。
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