面白かった。
DQMシリーズは2体のモンスターを掛け合わせて新しいモンスターを生む配合システムが本当に秀逸なんだけど、ストーリーが薄くてお気に入りのモンスターで冒険できる期間が短いとか、ボスが弱くて効率よく配合するとヌルゲーになるなど惜しいところがあった。
今作はドラクエ4のIfストーリーみたいなもので、今までの作品と比べると厚めのストーリー。
それでも普通のRPGよりも大分軽めなお話しだが、ストーリーを重視しすぎると配合で停滞して不完全燃焼になるので、丁度良かったと思う。
Ifストーリーとはいえ本編は大分意識されているので、プレイしていく中で「お前アイツってことね!?」「ここがあれね!」と感動したところは多々ある(ネタバレに配慮した曖昧表現)。
マップの種類も豊富で、過去の知識で育成は効率よく進めたつもりだけどレベリング無しでは、時々異様な強さのボスがいて死にそうになりながら進んだ。
こういうのがやりたかったんだよ。
最近は配合システムも複雑化しすぎて正直面倒に思うことの方が多かったが、かなり簡素化された点も良かった。
特に対戦は、モンスターのデータ集めから育成まで段々とハードルが上がっていたし。
とりあえずクリアしたので対戦もやりたいと思ってる。
さっと調べると、発売当初はフェアリードラゴンでおたけびが無双していたらしい。
耐性を50%下げる特性(ブレイク)でほぼずっと敵全体に一回休みを入れ続け、100%無効相手にも状態異常を入れる鬼畜。
しかし状態異常耐性を150%まで上げればブレイクがあっても無効にできるので、今はそのメタ構築が流行。
まあ、このゲームの対戦は過去作でも耐性を下げるブレイクと状態異常が強かった世代は多くて、耐性をパズルのように埋めていくものだから、フェアリードラゴン糞ゲーでは終わらんよ。
問題は根に持つタイプ(自分を倒した相手の全パラメータダウン+状態異常)の流行で、これの対策は困る。
今作はジバリア系で倒しても、根に持つタイプは発動するようだし(未検証)。
とりあえず自分も、一回休みの異常耐性だけをバッチリ対策して、根に持つタイプを使って、頭の良い人のメタ構築を待とうと思ってる。
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