【RPG】グレイアランの吸血騎士の感想

ちょっと物足りないかなあ。

ケムコのゲームは最近だとクロステイルズが滅茶苦茶おもしろかった。

何かRPGやりたいなあ、と思っていたところに目に付いたのがグレイアランの吸血騎士。

人間vs魔物というありがちな話だが、主人公達は給血能力があるらしい。いわゆるヴァンパイア。

ほうほう、と登場キャラクターを見ていると、意味不明なやつが一人居た。

皆に血を与える人。

なんそれ。

吸血鬼に血を与えるだけの人が同行していて、人よりも造血能力が優れているという、このためにしか役に立たない特殊能力。

あまりに不憫な設定と、値段も1000円くらいと安かったので購入してみた。

難易度はとりあえず一番上のベリーハード。

実際にプレイすると、そこまで絶望的な難易度では無かった。

普通のコマンドRPG。

最初はとりあえず適当に殴るだけ、血を吸われるだけの男が仲間になって、ここから戦略が増えるかと思ったが…

微妙。

吸血しても攻撃スキルが変わるだけで、あまり戦略に影響しないどころか、吸血した後は元々のスキルが使えなくなってしまうので不都合すらある。

二つ目の町で桁外れの強さのが武器が手に入るのも良くない。

ベリーハードとは何ぞやというくらい、サクサク敵を倒してしまう。

うーん。

 

オープンワールドRPGが流行りの中、一本道のRPGの良さの一つは絶妙な戦闘難易度だと思っている。

オープンワールドだと、寄り道したり、想定されている順序と異なる進行で、ボスが簡単になってしまうことは良くあるし、逆に意味不明な強さで返り討ちに合うこともある。

その時点で手に入るリソースを駆使してギリギリ倒せるかどうかの強敵を倒す快感は、オープンワールドだと味わいにくい。

だからこそ普通のRPGには戦闘バランスを求めてしまう。

作業みたいな低難易度では、どうしても飽きてしまうし、逆にストーリーがおざなりでも戦闘バランスが面白ければ十分楽しめるんだよね(最近だとクロステイルズが該当)。

というわけで、このゲームは積んでしまった…

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